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『JET STREAM』(ジェット・ストリーム)は、TOKYO FMをキー局にJFN38局で放送されているイージーリスニングの音楽番組である。 == 概要 == 1967年7月3日に、東海大学のFM試験放送局FM東海にて放送を開始。1970年4月からは、FM東海を引き継いで同月に開局したエフエム東京(TOKYO FM)に移って放送を続け、2004年11月25日に放送1万回、2007年7月3日に放送40周年を迎えた。同局およびJFNにおける最長寿番組として、現在も記録を更新している。但しTOKYO FM以外ではPCMネットワーク回線が整った1980年代からの放送である。 開始当初から長らく日本航空の一社提供番組であった〔現在、番組におけるスポンサー読みは「JAL」である。〕〔2014年1月現在、航空系ラジオ番組で一社提供なのは、J-WAVEで放送されているANA提供の『WORLD AIR CURRENT』がある。この他、航空系の内容などを取り入れている番組は、bayfmで放送している『SKY GATE TRAVELLIN'GROOVE!!』と『SKY GATE KISS & SMILE』がある。〕。 ただし、FM東海は放送試験局であることから、郵政省(現・総務省)の勧告により1968年7月1日以後、CM・協賛スポンサーを一切排除・割愛して放送したため、FM東海としての最後の放送であった1970年4月25日(4月24日深夜)〔4月26日0時=25日24時を持って、FM東海が廃局することが決まっており、25日付けの放送は行わなかった〕までは「日本航空」のクレジット、並びにそれを連想させる表現を割愛していた〔そのことについての説明 ・1969年7月22日(21日深夜)放送分の録音。放送終了時のアナウンス、および終了音楽の「歌は終わりぬ」も録音されている 〕。また2010年6月の火曜・木曜・金曜の深夜に限り、流通大手のイオンを加えた二社提供であった〔JALマイレージバンクにイオンとの提携で「JMB WAON」カードを発行していることによる。〕。また、2011年1月 - 4月にかけては、日本医師会〔なお、この時期に機長の大沢たかおはテレビドラマJIN--仁において主人公の医者を演じていた〕およびSONOKOがJALとともに共同で提供を行った。2012年10月からはJAL・セイコーの共同提供になっている〔なお、セイコーのラジオ版CMは4種類あり、放送日毎に交代で流している。2012年10月から2013年3月放送分までは、男女版と女性2人版を隔週で交互に、2013年4月1日深夜の放送分から6月上旬までは女性1人版を隔週毎に流していた。2014年10月現在は4種類とも女性1人版に統一され、現在に至る。〕。そういった経緯から演出面等においてのみならず、後述のとおりJALと深い関わりを持つ番組である。 現在のパーソナリティ(当番組では機長と称する。後述も参照)は俳優の大沢たかお。スクリプトは放送作家の堀内茂男。 オープニング曲にフランク・プゥルセル・グランド・オーケストラの『ミスター・ロンリー』を使用していることでも知られる。エンディング曲は『夢幻飛行』だったが、初代パーソナリティ・城達也の降板と共に使われなくなった(現在はオープニング、エンディングとも溝口肇編曲・演奏の「ミスター・ロンリー」を使用)。ただし城達也時代の末期の金曜日版「Midnight Odyssey(ミッドナイト・オデッセイ)」はテーマ曲が異なり、スクリプトも原田宗典が担当していた。 FMぐんまとradio CUBE FM三重では、開局時から1994年3月までは『FMナイトストリート』をネットしていたため未ネット。さらに、radio CUBEでは、別番組放送のために金曜日のみ未ネットだった時期があった。また、FM-FUJIはJFN加盟局時代、この番組を一度もネットしたことがない(ローカル番組→『FMナイトストリート』)。 番組の放送開始が午前0時(=日付の変わった直後)であることから、一部ネット局では、開局、JFN加盟、会社引継等の後の最初の番組が当番組だった(FM沖縄、エフエム鹿児島、Kiss-FM KOBE、エフエム岐阜等)。 横浜市中区の放送ライブラリーでは、1973年7月21日の放送回を聴取することができる。この回のオープニングナレーションは、「遠い地平線が消えて」から始まる現在のものとは異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JET STREAM」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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